パチンコ店強盗 被疑者死亡のまま書類送検 栃木

パチンコ店強盗 被疑者死亡のまま書類送検 栃木
栃木県栃木市のパチンコ店で3月、現金約800万円が奪われ、従業員が軽傷を負った事件で、栃木署は5日、強盗致傷容疑で店の元従業員で住所不定、無職、清水靖雄容疑者(61)を被疑者死亡のまま書類送検した。

 調べによると、清水容疑者は3月18日深夜、以前働いていたパチンコ店に包丁を持って侵入し、男性従業員の手足を縛って金庫から現金を奪った上、手に軽傷を負わせた疑いが持たれている。

 同署によると、従業員が元同僚の清水容疑者の顔を覚えていたことから指名手配。4月下旬、大分県別府市のホテルで病死しているのが見つかった。かばんの中に現金約700万円が入っていた。